20151028

『ルミさん』

まだ、全部は読んでない。
そのときどきに捲って目にとまった人のところを読んでみる。
どの人も素敵な話で、どの人も文章がうまいなあと思う。
どこを読んでもそれぞれのパワーがわかる。
なぜか、朝出かける支度をしながらちょっと読んでしまったりする。
ほっとするような、あつくなるような感じ。
所有する本のなかの一冊、ではない。
初めて出会う、こういうもの、だ。
私にとってはバイブルであり、だれかにとっては想い出であり、未来であり、またべつのだれかにとっては史実であり、寓話のようかもしれない。
たくさんの意味を持っている。
たったひとつのことを伝えている。


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