20150713

フォー・バイ・ゼロ

ソロの人も、ユニットやバンドでも、ライブや音源で「この音が要る」「ここにあの音が欲しい」っていうイメージがあって、それによってプレイヤーを呼んだり音を重ねたりしてよくなってくわけなのでしょうが、NRQに限っては何もひかず何も足さずがベストオブベストなんだろうなと思ったのです。
NRQって、なんと素晴らしい編成なんだろうか。
ライブ中そこに感動してしまいました。

ギター、二胡、コントラバス、ドラム(×管)
のほかに何もいらないやあ〜!と思って、ガツンときました。
同列に
まきの、よしだ、まさ、かんじ
であること。
でなければならない完全さ。
完全さってのは出来上がってるって意味ではなく、「可能性が完璧にある」ってことなんだと思う。
確かに、NRQが止まってるところをみたことは、ない。

もちろんサポートメンバーがいることもあるし、対バンとのコラボレーションも多々観ているし、オリジナルメンバーだけのこの編成はNRQみるぶんに当たり前のことなのに、今回なぜかそこに注視してしまったのは…演奏に何かあったんでしょうねー。うわーとなる瞬間が。
編成サイコー!って感じさせるものが。
んー すばらし。
当たり前のことと書いてしまいましたが、当たり前ではないですね。そこがすでに奇跡だったとしたら。そう私が思っているとしたら。


あの人たちかっこいいものね。
あれだけかっこいいバランスを奪われたくないワっという私のわがままかもしれません。
かっこいいものを観て嬉しくなる感じはほんとに楽しいもんなあ。かっこいいのもっともっと観たいです。
この日の演奏もまた、サマーハズカムだったり、キアロスタミ風の丘だったり、機関車の旅だったり、いろんなイメージが見えましたけど
残像としては"おじさん"たちのカッコよさが主に、残っています。
おばさん目線じゃなくても、そうでしょ。








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