20110329
ばんせととんちのなかまたち
スバラシカッタス。はっはっはっ。
なんつーかほんとにとんちれこーどはよくわからない。
誰が決めてるわけでもないのに、すごいバランスでキャストが揃っていて
集まればこんなのがやれるのだ。
ばんせの予告
くろおかさんの報告
こんなの、というのも
たまたまこの日にとんちが集まる予定だったので、ソロのライブにひとりづつ出てもらおうと伴瀬が言い出したのが二三週間前で、伴瀬は一気にわりふりを決め、ほぼ練習もせず、当日やってみたらなんだか素晴らしいステージになってしまった。
もっとばたばたするのかなあと思ってたけど、完璧なショーであったではないか。最初から最後までがひとつの。
たまたま色々なことが作用したのかもしれないし、すべての偶然も実力なのかもしれないし。
どっちもあるんであろうね。
とんちの人々はお互い絶妙な反応を起こし合っているし、
すべてのひとがどこかで勝負できる実力を持ってる。
その作用とかはほんとに彼らにしかわからないことだけど、
みるひとに与えますよね。それはあらたなきもちとか。
裏表であり並列でもあること。
と、この日はなにより伴瀬朝彦自身の演奏がよかったということを追記。
ーーオーケストラはだな、ふだん、いっしょの家にすんでいるわけじゃないんだ。おれのなかまはフルートでも、オーボエやファゴットでも、ふだんはべつべつにめいめいのくらしをしているんだ。ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、それにトランペットやホルンやトロンボーンやチューバだって、それからチェレスタやティンパニや大だいこの打楽器だって、みんなくらしはべつべつだ。そりゃいっしょにくらしてるやつもいるよ。みんなそれぞれしごとがちがうし、しごとによっていそがしい季節もあれば、のんびりした季節もあるしさ。しかし、おまつりのときは、みんないっしょになってオーケストラをやれるんだ。そのときまずいことになるといけないから、ふだんから、れんしゅうはいっしょうけんめいやっておくんだな。それぞれのパートの責任ちゅうものがあるよ。おれなんかのようなハチカイのしごとは、花のさく季節はべらぼうにいそがしいし、花のさかない季節は、これまたべらぼうにひまだからな。ーー
庄野英二さんの「星の牧場」でハチカイのクラリネットがモミイチにはなしたこと。
小学生の時から読んでいるこの本の、あたしの好きな音楽のイメージはこれです。
とんちれこーどは、まさに、そんなかんじです。
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2 件のコメント:
星の牧場、わたしも小学校の頃から読んでて大好きです!うれしくて思わずコメント。
おお!
というか私はここを読んでもらったことがうれしいです。
ありがとう〜
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