20100617

このメロディにのって愛しあおう

フライデーの音源を初めてきいたとき、東京っつーのはまだこんな音楽が隠れているのかと驚愕したものだ。
その衝撃と普遍の絶妙さよ
ライブみるの二回目
既にかなり肌に馴染んでしまっていざ良いトコロを言ってみるとなると みろや としか言えなくなってしまう困った事に
洒落ててキチガイじみたバンドだ
フライデーには誰も文句言えない気がする
真似できるものならしてみたいけどできるやつはいないだろう
そんなロックンロールバンド
ロックンロールなんて言葉は最早逆説的にしか使われなくても
正確にはフライデーはロックンロールなんかじゃないしね
ロックってもっと品が悪いものだと思うし
しかしフライデーにはスピリットが死ぬ程詰まっている
フライデーはオッサンが三人いるが
それは多くの音楽での条件を知るひとたちであり
その彼らが衝動を体現するときの凶暴さが最高に気持ち悪い/良い
フロントのアサダマオは「彼女」と呼ぶより「あの女」
「素敵」と言うより「いかれてる」と言うのが似合うと思う
しかしすばらしく品がある。
アサダマオは「売れたい」と言う
そんな馬鹿みたいに「売れたい 売れたい」と言える勇敢な女ボーカルを私は知らない
アサダ塾に書いてあることはなんも間違っちゃないと思う
アサダマオは音楽におけるラブアンドピースを信じている
音楽の在りようを真剣に感じている
それを愚かだと思う奴は自分では何も提示できないだけだと思う
才能ある志ある者を笑う前に何かをしてみろと思う
だけどその前にフライデーを観ればいい
そして皆で爆笑するのだ!その格好良さに。
あとビジュアルが完璧だと思うね、フライデー。


思わぬオクダサトコの演奏。
二曲しかやらなかったけど私たちにはとても貴重な時間だった。


関西育ちの女たちはなんだか格好良いな。
東京の、なんて言ってる小ささを思い知る。
 

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