20100308

沖縄から愛を込めて





みなさまようこそお越しくださいました。あんな意味のわからないイベントにあれだけの方がいらしてくれたことは世の中捨てたもんじゃない、希望ですよ。


マンタの非道い後記もありますが、まじめに書きますよ。私にそこまで求められてないと思うんで。


なんだかんだ言っても、ニceオモro、正直あんなにあいつらがやる気みせてくれたことに普通に感動した。彼らを見直してしまった。寸劇をここ一年くらい封印しているが、一年前の彼らだったらあそこまでできなかったと私は思う。オトナになったな、cero!もまれたな!35歳の設定で新入社員にしかみえなかったけどな!「全然ニセオモロじゃねえじゃん」て話だったけど、別にそれでよかった(むしろそうゆうのがみたかった)し、自身のカヴァーとパロディーやって良い曲になってしまうという点ではカタオモロに沿ってたね。 自分達のVだけ速攻アップしてますね

沖縄旅行のはなしという強みを持っていたことでお客さんのこころを掴んだ土岐くんですが、正直言ってはらはらしたよー。土岐くんには普通にいつもの演奏をしてもらえたらよかったんだけど、妙にイベントのプレッシャーを与えてしまったようだ。でも良かった。新曲もいい曲だった。土岐ちゃんという存在はなんだかんだ人の気をひいて場を戸惑いとあたたかさで包むよ。最後のいーやーさーさはそういうのいいのに、いらないのに!と思ったけど面白かったわ。土岐ちゃんいてもらえてよかった。

俺を信じろ!ってなんか信じたくなるよ、オペラくん、あんなにうさんくさいのに。おさむちゃんの中身の構造がどうなってるかは果てしなく謎ですが、いつでもどこでもベストにしかみえないオペラくんをみせてくれるのは確かだ。意味不明のテンションて素晴らしいと思うんだ。あの打ち込みとか最高だよなあ。ディックのイントロきいただけで爆笑だもん。てか、みんなが楽しんでくれて私まじほっとした。オペラくんが受け入れられてまじうれしかった。


ちゃんとした演奏枠、で土岐くんとともにお呼びしたNRQ、ほんとに来てくれてありがとう!と思った。NRQの素晴らしい演奏は、それはオペラくんと同じようにどの場所でも普遍だ。こんなくそくだらないイベントに彼らが参加してくれたことに感謝したし、イベントのラインナップを完成させたのも彼らの存在だったのです。正直言って、あの場でNRQの演奏が鳴っていることが誇らしかったです。NRQはほんとうに素晴らしいけれど、ホテルのラウンジや賑わいだバーでなんとなしに演奏されているような趣もあるところが、おしゃれだし自由だし、そういうのって音楽の本質的なものを私は感じる。とにも三人の関係性も素敵だと感じるしね。勘ニさんはいらっしゃらなかったけれど、どの組み合わせであれ。発売中のアルバムはほんとに世界中のマストだと言いたい。買いましょう。

私のお気に入りのぼうし~、でモナ中を震撼させたあげな麗三郎。ほんとにリハの時からおなかがいたくなるほど笑ったし、恐ろしかった。そしてあんなに消耗をみせるあだちくんを初めてみた!ほんっとに意味わからなかったけど、ほんっとにすごかった!あだれい、むちゃぶりしてごめんよ。と思ったけど、また彼を好きになりました。最高だったよ。あたまがおかしいね。


マンタ脱退、というどうでもいい重大発表ありつつ、かなりドラマ性のある構成でやってくれたカタオモロ。おびただしい数の仕込み。くだらなすぎるおちの伏線。意味わからない編成のへんに格好良いカヴァー。こまかすぎる演技。沖縄のこと知らないと微妙に理解できないネタ。「棒きれなどふりまわしてもしかたのないことでしょう」をあの前フリでやるとかほんとうに最低だと思った。渡嘉敷は仰向けに死んだ。


すべてにおいて意味が無い。彼らがなぜあそこまであの意味の無いくだらないことをやるのかがわからない。しかし私はそれを素晴らしいことだと思ってしまう。どう思おうといいのだ。あなたがすげえ面白かった!と思っても、しょうもねえ!と思っても、うれしくてもがっかりしても、なんにしろ揺さぶりかけられてることに間違いない。


彼らに出逢い一年、今彼らのイベントにかかわれて感慨ぶかい。それは私がかれらの人生にかかわれているということだからだ。それをとても光栄に思うのだ。今回の企画は私の企画みたいなことになってるけれど、東京の演奏→沖縄の演奏って言いたいだけ、糸満くんて言いたいだけ、でそういう「設定」だったのだ。そういうところから、全て彼らの「伏線」なのだ。そういうしょうもないアイディアが積み重なって結果的に壮大なコンセプトが発生する。巻き込みだ。ceroやあだちくんを巻き込み、相当関係の無いオペラくん、土岐くん、NRQを巻き込み、お客さんの生活を巻き込む。そういうイベントってあまりない。だからそれに関われたことがうれしい。


「これ無善寺でやるイベントじゃないか」と皆言っていたけど、モナでやるから意味があったんだと思う。意味は無いんだけど。おかしなイベントをやらせてくれたモナレコードの皆様に感謝します。



そんで何が言いたいかよく思い出せないけど、なんだか夢の中みたいなイベントで、いったいなんだったんだろうなあて感じです。そいで、私はこのイベントに出てたひと、みんながなんだか愛しいかったなあとおもったのです。あげなとかでーじろうなんか離れがたかったし。あますところなく。そんな人々と関われている状況も含め。それは決して内輪の愛着だけではなく、彼らの表現そのものが愛しいし。それがみんなのところへ届いていけば面白いのにと思うし。



マンタは抜けましたが、カタオモロはまた東京に来てくれることでしょう。そのひまで。またいつか、逢いましょう。 



沖演フォルダつくりました 



 

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