20091114

世界を黙らせろ

ねずみバンド。
尾林くんがベースで加入してからみるのは二度目。
前もUFO。
 

前より尾林くんの、ひいては4人の個性が出てたと思った。
「ねずみバンド」なので、ねずみくん以外の3人の個性がどれくらい必要なのかわからないけど、私はそうでなきゃと思う。
あれだけのメンバーがそろってやっているんだから、出てなきゃー。
よいバンドだと思った。
そしてねずみくんががなる姿というのは、とても痛いようでありとても安心できるようであり
届かなきゃうそだなあとまた思った。


 
三輪トリオ。
無善寺ぶり。
三人の演奏とひさしぶりの気分に、水をさしたかもしれない。私の感想は。
でも私は「あれが三輪トリオか」とは思われたくないと思った。
二郎べつにひとりでやりゃいいじゃんとか思われたら本当にいやだと。
 

三輪トリオはバンドではない。
それぞれのメンバーはそれぞれに偉大な活動をしていて、
個性とちからのある三人がそろった並列のものだと思っているから。
それでも三輪二郎の楽曲を観せるために集まったならそれはバンドだ。
だからそのどっちもをすべて出さなきゃいけないと思った。
もちろん、三輪トリオはすばらしい。私はとても好き。
だからいつでも、誰にも何も言わせないものをやってほしい。
私がひとことも感想を言えないくらいに。

 

ので、あのメンバーに対して、「練習しろ」と言ってしまった。おそろしい。
でもさすがに「出不精」はよかった。
それから二郎の新曲「たんぽぽ書房」は感動した。
 

 
緻密さと即興性と、どちらもを彼らに求めてしまう私の考えは、それでいいんだと思ってる。
あんなトリオ(バンド)はそういないはず。
とても貴重な三人での演奏なのだ。
だから次に「三輪トリオ」でやるときは、みなさんにも是非観てもらいたいな。 
 


つづく

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