20090909

東京の演奏5の出演者たち

おかげさまで5回目です。
はじまるようでなかなかはじまらない。
でもとっくにはじまっているのかもしれない。
東京の演奏ってなんだ。


最近思うのは、どうやら東演には一応特徴があるらしい。
それを今回仮に「東演イズム」と云うことにすれば
そんでそれはどんなイズムよということは説明しないで進めるけど、
過去出演していただいた方たちはみなさんそれを理解して出演してくださってたということです。
そのせいで却って良い演奏が出来なかったというひとも多い。
なんだかそうなってくると
ウチの店は私語厳禁でい、とかなんか、ウッサイルールを押し付けてくる店みたいな、もう私ならそんな店こっちからお断りなんだけど、そんくらいの空気すら感じますね。


つまりプレッシャーですよね。
そんなのがあるのがよいことなのかどうか。


でもね、結局そういうのは、出演する彼らが築いてるものなんですよ。
おまえらが勝手にそう決めてんだろと私いうことできるわけです。
だって東演イズムなんて私の一連の行動や発言からなんとなく形ができたものであるかもしれないけど、それが「ひとつ、とうえんとは」なんて紙に書いて配ってるわけでもないし。


それでも、彼らが共通して「東演だから」っていう考えを持って集まって演奏してくれることは、「だから何」ってのが何であれ、もしくは誰にもよくわかってなかったとしても、やっぱりそんなにありがたいことはないのです。


そして、それを期待してくれるお客さんもわずかながらいるとも感じています。


私は、もっとネームバリューのある企画にしたいと思ってます。正直そんなのいらないんだけど、結局今出ていただいてる方たちのために、それしかやることってなくて。あそこに行けばなんかいいものが観られると思ってもらうには、企画の名前に力を持たせることも考えていかなきゃいけないんだろうと思ってます。
今までの企画ふりかえると、すべて、出演者とお客さんが、よいイベントにしてくれていた。それを私はミラクルとか考えてたけど、それだけじゃだめじゃん。結局そこ頼みのイベントじゃん。て思って。


でも、でもね。
やっぱりそれってすごいよなあ。
私の非力が、逆に、私が美しいと思うかたちを産むなら、そんでもいいかと思ってしまうよ。



えっと今回の出演者の紹介をそろそろします。
やっと。



アアホールクラブバンド

まだ観たことのない方もいらっしゃると思うんですが。
観たことあるとかないとかどうでもいいと最近思うんだよねー。
バンドって結局、日々生きたり死んだり生まれたり眠ったりしているもので、そこでそのときのバンドを観ることに価値があるのであって、だいたいどういうのか知ってる、とかどうでもいい。あ、まあ、バンドじゃなくてもね。
特に、自分が少しでも記憶にある音楽、良いでも悪いでも、記憶に残った音楽ならなおさら。


えーとアナホール。アナホールは新しい出会いといえる。そんな気がしないけれど。アナホールの楽しみ方は色々出来ますね。厳密には何期もの形態を経ており、今どんなんなってんの、とか。片想いでベースひいてる伴瀬さんはどんな曲やるのよ、とか。伴瀬さんの顔しかみたくない、とか。今日のえんちゃんはどんなファインプレーかますんだ、とか。こんな音楽やるひとがいたのか!とか。
最近、ばんせの城には私たちは入れなくていいのかもしれない、と思う。
城には届かなくても、城下から眺めれば、確かに城は我々を見守っているもので。
あ、まあいっか、どうでも。
とんかく多くのひとにアナホールを好きになってほしい。

メンバー構成はまた後日紹介します。



行きます、吉田悠樹と尾林星。
以前マークさんの企画で「オリンポシとユーキラテス」で演奏していたのを、またやってよ〜と言ってお願いしたのです。そのときは、よかったのですが、正直「尾林吉田でこんなもんじゃないだろう」と思ってしまったんですねー。
だってそのときは、まあちょっとやってみましょうかというくらいの、ふたりでやるとこ観られるだけで貴重、くらいに思えばよかったのかもしれないですけど、実際そう思ったのですけど、拘ってしまったのは、私にほかならぬパイカルコンプレックスがあるからです。
私はパイカル観た事が無くて。
パイカル解散後に尾林くんに改めて話をきいて憧れを抱いたという、何故パイカルを私はみてないのだ!という悔しさが常にあって。
だから、「吉田悠樹と尾林星」はパイカルじゃないけど、私はこのふたりにはずっとからんでいって欲しいなという想いがあります。





みんなも観たいでしょ?
御殿場の二曲は私にとってイントロダクションともいえた。希望が湧いた。

この二人に私は「ちゃんと練習しろ」という注文をつけました(なんとー)
そしたら現在週一でやってくださってるそうです。ありがたいなあ。



で、東演にむけて週一で練習を続けているバンドがもう一組。

先日スタジオにお邪魔して、ひととおり曲を聴かせてもらって、やっぱり私はこういう音楽好きだなーと思いました。音楽に関してはもう聴いてもらえればってカンジですよね。


練習は、春の終わり頃からずっと週一です。本気だよ。
すごいことだよね。
山中夏樹 押田千紗代 (間は半角)は、この東演5のために結成されたと言っても過言でないバンドです。ほっといてもいつかはふたりで何かやったかもしれないけど、でも今とにかくこのバンドを目撃できるのは東演だけです。
逆に、ここでしか観られないんなら目撃しとかなくてもよくない?とあなたは思うかもしれない。


でもそうじゃないのは、私が一番何をみせたいかってとこにあって。
どうして山中さんにライブをやってほしかったのかってのが大事で。


ここで東演イズムが出てくるわけですが、このバンドはほんとイズムまんまのバンドなんだと私は勝手に感じているのですが。


山中夏樹というひとが音楽をやっているところをみたい、みせたいという
それだけなんですよ。
なんかよくわからないけど、今はそれだけです。
もともとはロッチリアの曲に興味があってとかそういうとこからだったけど、今はそれが最も大事な部分です。







そして押田千紗代という、私が愛するいなかやろうのドラマーが、山中夏樹とともに新しいバンドに挑んだこと。山中夏樹がパートナーに選んだこと。これだけで、なんかもう、観なきゃだめでしょう。
最初はかなり山中さんにジェラシーも感じましたがね!
とにかくばんどうさんに関しても新鮮なものが観られるとだけは言っておきましょう。


あと余談ですが 山中氏には東演コンピにも参加していただいてますが、あの曲をみなさん英詞だと思ってませんか?私も最近知ったのですが、違うんです。
じゃあ何語かっていうのは、山中さんにきいてみてください。

三ヶ国語でうたいあげます。必見よ。



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