20090810

サークルサウンズ祭り







 
いなかやろうが日頃お世話になっている自由が丘のスタジオ、サークルサウンズの恒例イベント、サークルサウンズ祭りに参加させていただきました。

 
なんと21周年。

 
いなかやろうに会ってから毎年開催されていることは知りつつも、実は行くのは初めて。
この日はなんと13時入り
ネストの6Fがサークルステージ、5Fがサウンズステージ。交互に演奏するというタイムテーブルで、6Fは機材を持ち込んで、この日PAの石塚さんと土岐くんを中心にみなさんでセッティング。そしてサークルサウンズTシャツとか物販の準備、その間5Fはリハ、6Fのリハは最初のバンドだけ、などなどしていたらオープンの16時などあっちゅうま。

 
初めてNATSUMENを観た。好みはあっても、あの編成であのテンションはやっぱりそれを越える圧倒的さがあって鳥肌がたった。なんか5Fは音が混ざってるかんじで残念だった。

 
で、6F最初のFrom Bandが終わった時に私はこのお祭りはすごい!と思ってちょっと泣きそうになってしまった。
そこからはずっと6Fにいたのだけど、6Fは全部ずっと面白かった。
なんかすごいのは、マスターがいつみても笑っているのだ。
そのマスターのもとにスタジオメイトたちが集まってみんな楽しそうにお祭りをしている。
だいたい、スタジオメイトってなんだ。
こんなのはきいたことがない。
 
 
ひとつのスタジオを使っているバンドを集めてイベントは出来るかもしれないけど、出演者が普段のフィールドを別としてサークルサウンズを基本にみんなが仲間なのだ。すべてが知ってる人同士じゃなくても、「サークルサウンズ使ってるひと」はみんな家族みたいな雰囲気。でも身内の集まりに終わらないクオリティでライブは進むのだ。お客さんもそんな感じだ。
そしてマスターはずっと笑顔なのだ。
つまりあったかいのだ。
こんな祭りを私は知らない。

 
 
いなかやろうが愛するサークルサウンズはそういう場所なんだ。
つまり素敵なんだ。

 
 
石塚さんと土岐くんはずっとPAをやり続けながら自分のバンドでも演奏し、そしてPAをやり続けた。尋常でない。
いなかやろうのみんなもそれをサポートし続け物販を守り続けた。
よく働いたね。働きものだった。

 
 
そうゆうふうに私はまたいなかやろうを見るのです。
いなかやろうにはあのいなかやろうたるゆえんのたくさんの世界があって、サークルサウンズはその世界のうちの大きなひとつだから。

 
 
マスターは私にMaru Tara!のCDをくださった。
いつも「いなかやろうをよろしくお願いします」と私に言ってくれるのです。
そして私もいつも「いなかやろうをよろしくお願いします」と心で思っているのです。
 
 
写真は開演前の準備風景と、なぜかいなかやろうではなく片山省吾さん
アセさん(写ってないけど)がMCマンタとかぶる。
  

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