20081223

日曜だけの魔法使い



みんなで合唱する、はじめ。

たのしかったな。
時間がすぎるのはあっちゅうま。
この二年もあっちゅうまでしたー。
二年ていうのは、私がいなかやろうを初めてみたのが2007年の1月だったという話をばんどうさんとして、私のいなか歴がもうすぐ二年なのです。まだ二年です。
あっちゅうまだけど、でもたくさん色々なことがあってですねえ、いっぱいあって、長い長い時間だった気もする。今ここに居ることはやっぱり私にとってかけがえのないことなのです。足りない事や、辛い事はあっても、私は毎日幸せです。それは私には東京の演奏があるからですねえ。ばかじゃねえかと思われても、私にとってこんなに楽しくて色んな事を学べて笑ったり泣いたりもやもやしたり落ち込んだりできるのは東京の演奏の中だけです。それを私に教えてくれたのはいなかやろうです。何回でも書くわい。
それで、だから、いなかやろうは、私だけじゃなくて、みんなになにかを気づかせてくれたり、教えてくれたり、それがなくても、みんなを笑顔にしたり、やさしい気持ちにさせたりすることができる、ただの音楽じゃなくて、人生という音楽をやっていると思うのです。
おおげさじゃないと思います。このイベントに参加してた人にはちょっとでもわかってもらえるんじゃないかしら。


ファンタスタスとってもよかった。
私はいちばん前でみていたので、アキタくんが演奏の前に「楽しんでやろう。」って言ってたのをきいていました。なんとなくもう、それで私は、ああ今日もうだいじょうぶ。って思って、ほんとはもう少しうしろのほうでファンタスタスを俯瞰したい(ぜんたいてきにみたい)気もしたんだけど、そんなのはもうどうでもいいやと思って、オリジナルのストラップとか、弓の大活躍とか、げろ太の登場とか、ベースの運指がきれいだなあとか、そういうのをぼけーっと楽しみました。舞台としては、今日ファンタスタスが一番よかったんじゃないかという気がしました。それくらい確かな演奏をしてたと思います。
そして三日連続ファンタスタスと離れたライブをして四日目の尾林くんが「バンドがあってよかった」と言ったこと、アキタくんがイベントを「あったかい」って言ってたこと、ファンタスタスが今年最後の演奏をここで、このステージで、あかるくおおきな演奏をしていることにどうしようもなくぐっときました。
個性のつよい4人がバンドをひとつにしていく作業はそう簡単に進むものじゃない。でも着実に辛抱強く彼らはファンタスタスを育てているところで、それは愛情だと思います。それがどんどん届いたらいいなあって、やっぱり思いました。


東京ローカル・ホンク。
何もいうことないです。ホンクの素敵さはたまゆらで素敵に書かれてますよ。ホンクだけじゃなくて全部!やっぱうれしいわー。つなぎくんが来てくれてよかったなあ。なんていうか、誰かに観てもらうとか、それで宣伝になるとかじゃないんです。ただ私はつなぎくんはきちんとした知識と経験があるうえに、音楽の中にあるものがちゃんと見える人なので、だから嬉しいのです。同じものをみて、こうして読めるのって、嬉しい。いなかやろうにも触れてもらえてよかった。
私にとってはホンクは、これから私たちがその世代になっていくことを思うと、ほんとに心強くそして尊敬すべき存在で、その存在の大きさはそれこそが音楽だと思います。こうして書くときれいごとみたいだけどそんなんじゃないよ。
弦二さんがファンタスタス気に入ってくださったみたいで、あー、なんて、よかったねー。


いなかやろう!
かづちゃんとくまちゃんといっしょに観られてうれしいです。今年最初にみんなでモナでいなかやろう観たよね。そんでこの年末にまたみんなで、つなぎくんもいっしょにみんなで、ファンタスタスとホンクといなかやろうを観てみんなで日曜だけの魔法使いのテーマソングを歌えて嬉しかったー。いなかやろうはほんとにでっかくなりましたね。こんなでっかいイベントを最後にやってしまうんだもん。私には、こないだのグッドマンよりさらにでっかいイベントにみえました。うまくいえないけど、私にはわかるよー。いなかやろうがおっきくなったこと。今年はいっぱい企画をやって、何度も私を感動の渦に巻き込みやがった、いなかやろう。どうしてだろう。どうして私はいなかやろうのことを考えただけで涙が出るんだろうね。ほんとは、初めていなかやろうを観た時の事、ほとんど忘れてしまったよ。でも、初めていなかやろうを観たときのきもちと今はほとんど変わってないんだよなあ。それは確か。やっぱり、いなかやろうのようなものがこの世にあるなんて素晴らしい奇跡ですよ。この意見に私は文句はいわせない。ふっふっふ
奇跡も魔法もなんでもないことから生まれてて、なんでもないことがすごいことを起こすから、奇跡であり魔法なんですね。


ファンタスタスがね、いなかやろうてぬぐいをみんなでつけてたことが、私それだけですごい嬉しかったんです。ばかみたいでしょ。ばかみたいなんだけどね。もうそれがあの夜の全部ってくらいの象徴だったんです。私にとってはね。

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