20081202

みちのえきの夜市

いなかやろうが土を運んで耕し、種を蒔いて水をやり肥料をやり、芽が出て、枯らしもし、また芽が出て、苗木を手入れし、樹が育って、虫がたかったりもし、実がなって、実を収穫し、それをうちらにふるまってくれました。
もぐもぐ。
なみだがでるくらいにおいしかったよ。


私はその日、自分がどういうイベントを観るのかよりも、いなかやろうがどんなイベントを出来るのか、いなかやろうがどんな気持ちで終われるのか、いなかやろうが納得いくイベントができるのか、きっといいイベントになる、きっと楽しい気持ちで終われる、きっと充実できる、そういうことを、もうこの企画が決まったときからずっとその気持ちだけでいっぱいだった。
だからいなかやろうが、終わった時に心から楽しかったと言っていたからほんとによかった。
一年計画が、もし実を結ばなかったらどうなってしまうのかなと、私は漠然と、ちょっとだけ不安でいたのです。もしどうにもならなくても、いなかやろうは音楽をやっていき、私は観ていくのだろうと思っていたけど、
それでも、
いなかやろうが、今まででいちばんの演奏ができたと、音楽やっててよかったって、
そういう気持ちになれたという今、
それがいなかやろうがやってきたことの全ての答えで、それ以上の答えはないと思うんだよね。
その答えを簡単にみつけてしまう人たちもいるかもしれないけど、いなかやろうは器用ではなくて、4人で4人自身とたたかってきて、そんないなかやろうがここまで来たダイナミズムをみせられて、私が泣いてしまうのもあたりまえです。
ここって、どこだろう。それはいなかやろうがあれだけたくさんのお客さんを集めて、お客さんを楽しませたという、それだけのことです。それだけのことは、ひとりひとりにそれだけじゃないことを感じさせているはずで、それがどんなに大きいことか。
いなかやろう一年で変わったって私が言ってたの、うそじゃなかった、よかった。
私はぱらぱらまんがみたいに、いなかやろうがここまで来るのをみることができたんだと思う、よかった。
そんでここから、まだまだまだまだです。ずっとずっとだ。

私はイベントが終わって、ほんとはもの凄くディスコミュニケーション状態に襲われていました。へんなふうだったかもしれません、ごめん。みちのえきの夜市でまんぱんで、うまくできなかった。


オープニングアクト前野健太。
遅れてしまった、くまちゃん、ごめん。私が悪い。とうふ、きけなかった。
でも既に前野さんは存在感でグッドマンを制していた。でも制さないようにもしてくれてたのかもしれない。それにしても
前野さんはなんてかっこよくなってしまったのだろう。なんか私は夜市全部とおして、前野さんやさしいなあと思って、前野さんがいてくれてよかったね、いなかやろう。みんなではもりの時にはじっこでカンペをみながら歌う前野さんがモエでした
みんなでやった「Love」は、すごくいなかやろうだったなあ。デビットボウイたち と全然違うLove、面白かったなあ。いなかやろうの演奏で前野さんがうたってるなんて、
なんてことだ。

もうすぐ前野さんのアルバムが来る。まえけん旋風が来る準備をみんなでしてるようなカンジがする。


知久さんは金魚鉢とからんちうとか私が大好きだったうたを一人でたくさんやってくれていた。すごいと思った。私は季刊おりんぽしを始めちゃったんで、ひきがたりについて 知久さんを観て色々考える事はある、はずなんだけど、そんなことも考える必要もないくらい知久さんの演奏に呑まれるしかなかったなあ。ほんきですてきだった。
いたわさでは、いなかガールしかみてませんでしたが
知久さんをみてて、うちらはたまを知ってしまってるから、いい音楽を知ってしまってるんだなあと思った。うれしいおんがく は、なにか。
みんなでやった「おるがん」すごくよかった。


いなかやろうは、最初だいじょうぶかなって思ったのは、私が緊張してたせいだろうな。最初の頃よくわかんなかった。いっつもみてるはずなのにいなかやろう、なんかすごく遠くでみてるみたいな気持ちになった。でも「カステラ」で、ぐっと戻された気がした。あっ、いなかやろうだ!カステラだ!って起こされたみたいなかんじだった。いなかやろうの新しい曲大好きだけど、前からずっとやってる曲は前からのぶん、もっともっと大好きだと思った。解散ソングとか、はなすうた。「はなすうた」が、死ぬ程好きです!!「すばらしい日々」は、ほんもののうたなんだろうなあ、私がいくら警戒しても、かっこわるく泣いてしまうもの。理屈じゃないんだ、いなかやろうなんだ。私は怪獣のとき同様、また書きながら泣いています。もう月曜なのに。感動したんだもんよー。
感動したんだもん。
もうそんな感動の予告はいやというほど感じていたのです。
予告がほんとに目の前で繰り広げられていただけです。
そんなこと、夢のようだ。
いなかやろうに逢ってから、私にとっては夢のようだったことが、ひとつづつほんとになっているから、
いなかやろうは魔法使いだと私は信じます、ドンジャー・ドレンジャー。
いなかやろう、どうもありがとう。
おつかれさまでした。
次も楽しみです。


夢といえば
私いなかやろうコミュの管理人になりました。
今ここで書くか、ですが
今ここで書きます。
だって嬉しいんだもん。


いなかやろうはこれからもじゃんじゃん行きます!






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